最初に、人や生命はお金によって価値が決まるものではありません。
そうした尺度で測ることもできますが、そうしたものや幸福とお金は直接関係はしていません。 一方でそうしたお金の観念を持ちながら、強がりのような抵抗を示し、人のお金にすがりながら偉そうにする人たちもいます。
低所得者の中には、親の年金を当てにしている人がいます。 そうした面を隠すためによく怒ります。正論のようなこともよく言います。 しかし本音は「自分は稼げないのでなるべく長く親のすねをかじりたい」ということです。 自己説得や社会への説得のために親の介護を理由にする場合もあります。
「母のため」といいながら、本音はなるべく母親のお金を保存して、自分が使いたいのです。 使うといっても浪費がしたいわけではなく、後々の生活費が心配で保存しています。
母と仲が良く、父と仲が悪い人がいるとします。
母の年金を使わず貯めておけば後々自分が使えます。 母の年金を使わずに、父に介護費用などを全額支払わせ、母の年金をストックします。 母の年金で介護費用を払えばいいはずですが、できるだけ父などに支払わせようとします。
そうすれば、母のお金は自分が管理しているので使えるからです。 今すぐ贅沢がしたいとかそういう理由ではありません。 自分が低所得者で、後の生活が心配だからです。 母が大切で、母の年金に手を付けないということであれば、自分が負担してもいいはずです。 しかしそれはしません。 それがある意味での証拠です。
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2025/04/16
ファイナンス
普通の稼ぎ方では成り立たないような格差が生まれていく。 それはインフレによって当然になっていくだろう。 マネーゲームのツケを量的緩和でしか対応しない。 そして、マネーゲームの失敗を公的資金で賄う、つまりギャンブラー本人は責任を取らず、 他人である全市民が払うという異常な状況。 「投入ではなく」ということはできないのだろうか? 金融機関だから潰した後の混乱の後始末の方が面倒というようなことを理由に 「公的資金を投入して再生した後に売却」ということがまかり通り、 結果税金を通して、関係のないものがツケを払う。 マネーゲームで儲けが出れば、そのまま受け取り、失敗すれば他人が払ってくれる、 という異常な構造。 それがもたらすのは量的緩和からのスタグフレーション。 結果、今まで通り働いていても物価上昇により生活が追いつかない。 インフレだとしても、物価上昇と賃金上昇の速度の違いによって生活が苦しくなる。 何かしらの技術革新があっても、 その技術を持つところにお金が集まるだけで、 格差自体はさらに広がる。
2025/03/18
ファイナンス
お金やお金の流れに関する知識や判断力を金融リテラシーと呼んだりしますが、これは投資運用だけでなく企業経営等々経済活動を行っていく上でも重要となります。最終的な着地点はお金によって心が乱されることのないような状態になることですが金融リテラシーの度合いによって、お金に振り回されるか否かが分かれていきます。
給与所得しかない人は、ある程度の年齢になって転職しにくい時期に勤め先が倒産したりクビになったりということが起こった時に、その先どうしていいのかが見えずに狼狽することにもなりかねませんし、まがいものを掴まさせられてしまう可能性もあります。そうしたものを回避するには少なくともある程度の金融リテラシーを身に着けておくのが良いでしょう。
経済や金融のリテラシーが高まっていくプロセス
2025/02/09
ファイナンス
金融商品販売における黒い営業 天才詐欺師であり、胸板を強調し、胡散臭い縁の太い眼鏡をした社内では有名な天才詐欺師。
社内でも金融商品販売におけるその黒い営業から「天才詐欺師」と呼ばれた。 自尊心の欠落から社内の部下という部下を支配下に置こうとするが、思い通りにはならず、 数字だけには靡かないということから戦略を「べた褒め作戦」に変えるなど、悪戦苦闘している。
あの手この手で支配しようとしてくる体育会系天才詐欺師
2025/01/18
ファイナンス
浪費や虚飾・虚栄が、効率よく分配されるべき消費の経済性を狂わせる。
外見でで態度を変える人たちの目が、そうした消費の効率性を狂わせている。

見た目を豪華にすればするほど、周りの大半の人は態度を変える。だから虚飾・虚栄が起こり浪費が加速する。さらに逆に言えば、人を見た目で判断してしまうと、騙されてしまうリスクが圧倒的に高まる。
虚飾や虚栄を支える他人の目
2025/01/14
ファイナンス
金融リテラシーを磨き、かつ実生活で無駄遣いを減らすことができるようになる概念が、実質的効用の見極めです。
財・サービスの実質的効用実際の使用頻度や物事への貢献度を考えれば自ずと見えてきます。実質的な効用と性質を見るためには「処分」が一番です。捨てる痛みが、本質的な効用がどれくらいだったかを測る指針となります。
最初と最後を見て考える実質的効用と性質
2025/01/09
ファイナンス
昔から金融商品の不適正募集が横行している。
かんぽの不適正募集はもちろん、大手証券会社や銀行の金融商品販売でもかなり多い。
たいていは地方の高齢者をターゲットにしている。
2024/12/29
ファイナンス
キャッシュレス支払いの痛みを軽減する。 それは精神のある側面では良いが、浪費を加速させる。
2024/12/25
ファイナンス
高齢者への不適切な勧誘
どこにでもある話ですが金融機関といえどもひどいことをします。
高齢者を騙している仕事風景を、結婚式で親戚一同に観てもらって、「こうやって頑張って稼いでこの人を幸せにします」と言ってみてください。
銀行で不適切な勧誘を受けて契約した変額個人年金保険
一流企業だ、金融機関だ、給与が高い、安定している、などとコンパで胸を張る前に、その仕事風景を一度公開してみてください。コンパで「こんな感じで仕事してて、だから給料がたくさんあるんですよ」と言ってみてください。そして、結婚式で流してみましょう。
立派そうに見える企業の不適切な勧誘 外国通貨の相場を二者択一で予想する「バイナリーオプション」という金融商品に関するトラブルが急増し、全国の消費生活センターには、今年度だけで1000件余りの相談が寄せられているそうです。
2024/12/15
ファイナンス
昔、夢現の時にふと出てきたのですが、自分から自分へ質問が来ました。ひとつだけタダでモノをあげます「モノ」についてです。ひとつだけタダで「モノ」をあげます。でもいくつか条件があります。それをすべてクリアするなら何でもあげます。条件1動産(不動産を除く有形物)かつ生命を持たない物であること。条件2純粋に使用、消費にのみの用途であること。............欲しい「モノ」
2024/11/21
ファイナンス
キャッシュレスは「支払いの痛み」を感じにくくする。 同じ支払いであればポイントのつくカードや電子マネーの方が合理的と考えられがちではあるが、痛みを回避させることによってトータルの消費を多くさせるというのが企業戦略という面もある。 消費としての同一の結果を求めるのであれば合理的であることも、全体を総合的に見れば浪費が加速し非合理的となることもある。 支払いの痛みと効用の逓減
2024/10/15
ファイナンス
保険の不正募集・不適正募集が問題になることがある。生命保険だけではなく変額年金保険など個人向け年金もその対象となる。
きついノルマにパワハラ、それらから逃れるためにと高齢者、時に地方の高齢者を狙って押し売りや詐欺まがいの営業活動がなされている。そうした不正募集・不適正募集を繰り返す募集人・渉外営業担当は心が痛まないのだろうか?
まだある程度判断能力があると考えられている高齢者に対しても、相続対策などと偽り、不適正募集が繰り返されている。
生命保険を勧誘する保険会社や代理店の生命保険募集人はもちろん、証券会社や銀行、そして郵便局までもが高額の金融商品を詐欺的に売りつけている。
生命保険等金融商品の不適正募集の背景や手口
2024/09/27
ファイナンス
ファイナンスは金融・財務・財政
金融活動は、資金の調達・配分・投資・融資
マネーはお金 貨幣
2024/09/01
ファイナンス
基本的にお金を借りるということは時間を買うということです。借りて返すのだから借り入れと返済はイコールとして、間の金利が手数料、「お金を借りる代」になります。金利をとってはいけないとされる外国の地域では、金利という名目ではなく手数料という名目だったりしますが、それがお金を借りる代です。
そんな時、金利の支払いができるかどうかが問題ではありません。返済原資があるのかどうか、今後のキャッシュフローの中で、安定的に返済原資が確保できるのかが問題になります。
お金を借りる手数料のようなものを払えばいいというわけではなく、借りた分も返していかねばなりません。すぐにお金を借りる人の頭にはそんなキャッシュフローや返済原資のことは頭にありません。
「返済原資」 お金を借りる人の頭に無いもの
2024/08/08
ファイナンス
貧乏マインドが貧困の原因になっている。
ケチくさい貧乏マインドこそが貧困の原因を作り出している。やらない言い訳しか持っていないのだから、何事も前に進まない。貧乏マインドが貧困の原因となっている理屈は簡単で、貧乏マインドなら何事も惜しいと思い、限りあるお金が減っていくとか費やした分を稼ぐには辛い思いをしなければならないというようなことを思い浮かべるから。
自己評価を高めなければならない。
貧困に耐える
2024/08/05
ファイナンス
行動経済学では各消費対象を「別会計」としたがる心理について触れている。そして予算と言う発想の元、同一会計内の消費については、財布の紐が緩みやすいという。そうした消費、浪費の額も積み重ねられると大きくなるし、それを複利計算し長期的に考えると大きな損失となる。
行動経済学の「別会計」と複利計算「丼勘定で長丁場」
2024/08/04
ファイナンス
給与所得者等々の個人レベルでは、税務において事後処理的な発想が起こりやすい。
起こった事実をどう数値として表すか、ということだけでなく、税務会計においては、事前に準備して事実自体を変える人的作業、テクニックがたくさんある。 事実を報告書としてまとめるだけであれば、ソフトウェア、ツールの利用で十分だが、税制改正などを把握して事前に準備するというところは、人的作業の部分となる。 事後処理的な発想により見えなくなるもの
2024/07/27
ファイナンス
天才詐欺師の特徴は、ひとまず相手を褒める、時に弱みを見せるふりをする。 すべての会話は、「断り文句を防ぐため」というような点であり、外見上は縁の太い眼鏡をかけていた。 金融商品販売における黒い営業 天才詐欺師
2024/06/06
ファイナンス
消費社会の消費行動は、洗脳の結果である。消費社会とその行動と洗脳の関係として「メディア洗脳」という言葉が使われる。マスメディアによる情報が消費を触発しているという面もあるが長い歴史の中である種教育されてきた結果だ。
「消費の動機はどこから発生しているのか?」
同じような商品が並ぶ中の選択のストレスに比べれば、それがマインドコントロールであっても簡単に商品を選ぶことのほうが快適だと判断するようになる。そして洗脳の結果、消費行動を起こしてしまう。
洗脳の結果としての消費行動
2024/05/29
ファイナンス
不適正募集の保険は、保険契約の成立要件を満たしていないことを主張し、無効にすることで既払い保険料を返金させる事ができる。
無面接募集の生命保険契約を無効にする
保険の不適正募集には、上記の被保険者無面接募集を代表例として、健康状態の告知を妨げたり、不実告知を教唆したりすることや、意思能力に欠ける高齢者に契約させるなどの事例がある。
不適正募集による保険契約を無効にすることで、債権債務関係が無効となるため、既払い保険料は不当利得となり、不当利得返還請求により、返金を求めることができるようになる。
そして同時に不適正募集を行なった生命保険募集人に対しては保険業法違反の行政罰が科されることになる。
2024/04/02
ファイナンス
現在は財務省の言いなりである。
2023/08/01
ファイナンス
キャッシュレスを推進したいという意図から、小銭への扱いが厳しくなっている。 しかし、金融機関は「収益の強化」と言うが、新たな付加価値をもたらしたわけではない。
2022/01/17
ファイナンス
大口の生命保険契約に潜む罠の見抜き方、生命保険の胡散臭い詐欺的営業について。
成績優秀で表彰されたりしている営業がよく使う手口であり、曖昧さをもって誤認させる手口で被害額が大きいものです。特に特定の生命保険会社を限定する話ではなく詐欺ではないが詐欺的営業と表現するにふさわしい契約形態。数年後に満期となる養老保険の満期保険金や数年後に償還となる国債のお金をあてにする養老保険の大口営業。
大口の生命保険契約に潜む罠の見抜き方
2019/09/20
ファイナンス
かんぽ生命が不正営業で大問題になった。きついノルマにパワハラ、それらから逃れるためにと高齢者を狙って押し売りや詐欺まがいの営業活動がなされているという部分が露見した形になった。
保険の不正募集・不適正募集
2019/08/07
ファイナンス